春夏秋冬・・・鍼灸師 

サラリーマン人生をプチリタイアし鍼灸師を志したおやじの日々を綴ります

最近読んだ本-28(幸福の資本論)

人によって幸福の形は様々ですが、突き詰めると幸福を達成するための基礎的条件は以下の3つに集約される。
①金融資産:金融資本を運用する形態(貯金、株、不動産など)
②人的資本:体を使って得られる「富」、労働により得られる対価「自己実現」など
③社会資本:共同体から得られる愛や友情など

この3つが充実している人はほとんどいないと思いますが、いちおう本書では「超充」と呼んでいます。
その他、①②は無くても③が充実している地方のマイルドヤンキーに見られる「プア充」や①が無く②③が充実している「リア充」など、現代人の人生パターンを8つに分類している記述には頷かされた。

ここで注意したいのは一つの資産(資本)に頼っているとリスクが大きいということ。
例えば②にのみ頼っている人がリストラされたり、体を壊して働けなくなるとあっという間に転落人生となる。
2つ以上の資本を持つことができれば人生の安定度が増すということを覚えておく必要があります。

本書でもう一つ興味深かったのが『うつ病になりやすい人が最も楽天的?』というテーマ。
うつ病はセロトニン(幸せホルモン)との関連が知られていますが、人は遺伝的にセロトニンが作られやすい人(LL型:アフリカ人に多い)と作られにくい人(SL型又はSS型:日本人に多い)に分類される。

やっぱり日本人はうつ病になりやすいのか?
一瞬そう思いましたが、本質はちょっと異なるようです。
ネガティブな出来事にもっとも反応しやすいのはSS型の特徴ではあるのですが、逆にポジティブな出来事にも最も強く反応するのがSS型でした。
要するにLL型は楽天的というよりは『鈍感型』、SS型は良いことにも悪いことにも反応する『敏感型』というのが最新知見です。

日本人は環境(人間関係)に対して極端に敏感に反応する遺伝子型を持っている。
それゆえ、他人から嫌われることを恐れ“つながり”を求めるが、その結果として身動きが取れない状況に自分を追い込んでいる。
(会社でひとが最も恐れるのは上司より同僚の目という意見もあります。)
会社は嫌いだけど、会社なしでは生きていけないというのが、悲しい日本人の性のようです。

ただSS型はハッピーな出来事にもLL型より強く反応できる、ということは・・・
世界のだれよりも幸せを感受できるということ。
遺伝子型まで考えたことは無かったのですが、本書を読んでいろいろ幸せについて考えさせられました。


  1. 2017/10/18(水) 16:36:23|
  2. | コメント:0

第65期王座戦五番勝負 第4局

前局につづきカド番で後のない羽生王座にここで決めたい挑戦者の中村六段。
勝負の第4局は異例のスピードで序中盤が進行。
しかし終盤に入ってピタリと互いの手が止まる。

決して本意ではない進行に見えた羽生さんですが、やはりまずい将棋にした認識はあった様子。
受けのきかない羽生玉に対して一応中村玉はすぐによらない形で玉の固さが段違い。
駒を渡せずゆっくりもできない羽生さんの勝ちにくい将棋になってしまいました。
最後は中村六段が冷静に読み切って制勝、初タイトル王座を獲得しました。

本シリーズ通して中村さんの読みの深さなど、前回のタイトル戦と比べて格段に懐が深くなった印象。
羽生さんの出来がどうのというより、中村さんが強かったという一言につきる。

王位戦に続いて王座を失った羽生さん。
どちらも力負けと見える内容で、さすがに往年の神通力も通用しなくなってきた感は否めない。
渡辺竜王・棋王を中心に完全に戦国時代に突入した将棋界。
羽生さんにとって今度の竜王戦は最後の永世七冠をかけた戦いとなりそうです。


20171011 王座戦第4局
△3六角まで 80手にて後手の勝ち

  1. 2017/10/11(水) 21:32:11|
  2. 将棋
  3. | コメント:0

第65期王座戦五番勝負 第3局

羽生王座カド番で迎えた第3局。
羽生さんが王位戦に続きこのまま若い力に押し切られるようだと棋界にとっては大事件。
こういう修羅場で力を見せるのが羽生さん、と思いつつも心配しながら観戦。

中盤から積極的に動いていった羽生さんに対し、じっくり受けながら反撃を狙う中村六段。
第2局では動いていった羽生さんが素人目に“勇み足”に映りましたが、やはりこの積極的な姿勢が羽生スタイルなんですね。
将棋は中盤以降も評価が分かれる難しい形勢が続きましたが、最後は羽生さんがねじりあいを制し1勝を返しました。

一見手がないようなところからでも積極的に動いていく姿勢。
負ければ勇み足とみられてしまうことも承知で、2局目と同様に自分から動いた羽生さん。
カド番でこの指し方ができるのが羽生さんの第一人者さんたる所以かと思います。


20171003 王座戦第3局
△3一玉まで134手にて後手の勝ち

  1. 2017/10/04(水) 17:25:56|
  2. 将棋
  3. | コメント:0

セミリタイアの適性

この間の日曜日、前にいた会社の同期C氏から飲みに誘わました。
彼とは年に2-3回は飲みに行ってますが、大概はお盆や年末で他の同期と一緒。
今回は2人飲みです。

ちょっと相談したいことがあって、と切り出されたのが早期退職の話。
私が辞めた後もちょくちょく早期退職の名のもとにリストラを繰り返してきた会社。
今回は50前後の役付きが主なターゲットになっている模様。
C氏は課長職ですが、前にいた会社は世界にもちょっと名のしれた会社でその提示額は想像をはるかに超えるものでした。

これまで早期退職の話があっても無視し続けてきたC氏ですが、今回は様相が異なる様子。
現時点での彼の立場では、今後会社に残ってもこれ以上の昇級の見込みは少なく、階級の見直しをされて降格→減給がみえている状況。
さらに提示額が十分セミリタイアできる額ということもあり、さすがのC氏も今回は心が大いに揺さぶられているようです。

そこで私に意見を求めてきたわけですが、人にアドバイスするのって難しいもんです。
私にとってセミリタイアは目指してきたもので、実際今快適なわけですが、人によってどうかはわからない。
私が思うセミリタイア向きの人のポイントをいくつか挙げてみました。

【セミリタイア向きな人】
①自分の好きなことだけをして何時間でも過ごすことができる。
②今まで勤めていた会社および会社の人脈に依存していない。
③自分で食事を作ったり、身の回りのことができる。

①:セミリタイアは当然自由時間が多くなるので、まずその時間に押しつぶされないメンタルが大切。
一日ぼんやりして過ごしても、『今日はなんか無為に過ごしたな』みたいなことをいちいち反省するようだと逆に疲れる。
だらだらし続けるのは体にも脳にも良くないので、ある程度規則正しい生活リズムは必要ですが、好きなことだけをして何時間でも過ごせる自信のある人は適性十分と言えるでしょう。

②:私がC氏の適性を疑ったのは②の点。
C氏はどちらかと言えば会社のタテヨコの人脈を重視してサラリーマンに徹してきたように見える。
私はそんな誰部長と誰部長がどうのとか、誰の派閥かといった人間関係には全く興味がなかった。
だから私は出世欲もなくサラリーマンに向いていなかったといえます。

ただ、この性格はセミリタイアには向いてると思うんです。
セミリタイアすればたとえ同じ業界に転職するとしても、それまでの会社や会社の人脈は一旦リセットされる。
全く人脈など頼るものがない状況でも、自分は自分としてやっていく自信のある人は適性アリかと。
どんな環境でもできる人はできるんでしょうが、依存体質があると自覚している人は要注意かと思います。

③:毎日が日曜日的なことになった時、最低自分の身の回りのことぐらいはできるスキルはほしい。
食事を作ることはどうしても苦手というのであれば、掃除洗濯を分担するとかできる範囲で嫁の負担を減らすことを考えましょう。
要するに自分がやりたいことをやるからには、ちょこまかマメに動きましょうということ。
そうすることで嫁や家族からの信任も得られるかと思います。(少しは)

以上のようなことも含めてC氏にはアドバイスしましたが、計算通りにいかないのが人生。
机上の計算ではセミリタイア可能でもそれに適した人とそうでない人はいる。
仕事してた方が楽だったというのでは何をしてるかわかりません。

定年退職まで残り10年程度。
最終的に結論を出すのは本人。
家族のことや損得勘定は一旦抜きにして、『どちらが自分にとって幸せな人生なのか?』自分ファーストの目線で一度じっくり考えてほしいと思います。


  1. 2017/10/03(火) 18:28:57|
  2. つれづれ
  3. | コメント:0

セミリタイア3年経過

セミリタイアして3年が経過しました。
なんでも3年やれば一人前。
セミリタイア道ってあるかは知りませんが、将棋で言えば初段くらいにはなったかなという感じです。

最初の2年はセミリタイアの選択が正しかったのかどうか考える機会が多かった気がしますが、最近はほとんどなくなりました。
完全にセミリタイア生活が板についた感じです。
振り返ってみるとこの3年は学校へ行っていることもあって時間の経過も早かった気がします。
ストレスのない日常が理想とは言え、ある程度のやりがいや目標がないと日々メリハリがない。

そういう意味で資格を目指して勉強しているという体でいられるのはありがたい。
世間的な常識からすればずれていると言われそうですが、一応ぶらぶらしているのに大義名分が立つ。
問題は卒業後。

鍼灸師としてどこかに雇ってもらうのか、開業するのか(する気は全くありませんが、)、ぶらぶらし続けるのか全くの未定。
学校ではぼちぼち就職内定者が出てきてますが、こちらは蚊帳の外。
とりあえず卒業してから考えようとは思ってますが、、危機感ゼロの今日この頃です。


  1. 2017/09/21(木) 21:36:13|
  2. つれづれ
  3. | コメント:0
次のページ

プロフィール

京都市生まれ 25年間のサラリーマン人生を経て、2015年鍼灸師を目指して専門学校通学中。 将棋、筋トレ、野球観戦、株などやりたいことを自由に楽しむ日々。

一針法師

Author:一針法師

最新記事

カテゴリ

未分類 (0)
日記 (25)
つれづれ (34)
将棋 (49)
鍼灸師 (49)
本 (29)
資産運用 (3)
健康 (11)
Youtube (4)
野球 (30)
ラーメン (6)
ボクシング (2)
保存食 (5)
麻雀 (13)
競馬 (1)

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

My Favarite You Tube

★☆★Blog Link★☆★

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

検索フォーム

らんきんぐ